minuteで差をつけよう

皆さんは、この英単語をご存知ですか?『minute』。え?こんな単語は中学で習ったし、毎日の生活で見かける単語の「分」でしょう?とお答えが返ってくると思います。そうであれば、発音も知っていますよね。はい、どうぞ!「ミニッツ」。正解です。しかし、今単語にはもう一つ、別の顔があることを知っていますか?意味も異なれば発音も違ってきます。これを知っていると、ちょっと得した気分になれるかもしれません。では、そのもうひとつの顔についてですが、発音は「マイニュート」と言い、意味は「議事録」です。なんと全く異なる発音と意味でしょう。うわ、英語って怖いって思わないでくださると嬉しいです。minuteは特例ですけど、英語の色が現す、情緒面での意味というのもあって、英単語って面白いんですよ。例えば、「lie」(ライ:うそ)に色をつけてみましょう。嘘はたいていネガティブな意味合いで用いますが、「a white lie」と「白い」を付けることで、「相手を傷つけないうそ(嘘も方便みたいなかんじで、相手を思いやってついたうそ)」に変身するのです。英語の辞書を読書していた高校生のころ、私の愛読書は、「人間失格」(太宰治)、「ギリシャ哲学書」、「論語」と英語の辞書という、当時は、先生方からも同級生たちからも「こだわりのある変な子」と思われていました。それでもいいんです!「minute」に代表されるような、他の人とは違う、自分だけのものを身に付けることって楽しいと思いませんか。